Googleが毎年開催している開発者向けカンファレンスであるGoogle I/Oはいつもチケットが売り切れるものの、新たに開催される「Project Ara」イベントはそうならないだろう。
その理由は、Googleが米国時間4月14日~15日に開催するこの新たなオンラインイベントの様子を、ライブストリーミングすることにしたためだ。
ただしGoogleによると、イベント会場である、カリフォルニア州マウンテンビューの同社本社(通称「Googleplex」)近くにあるコンピュータ歴史博物館に来場できるのは、「ごく限られた人数の参加者」のみだという。このため、何らかの参加者リストと呼ぶべきものは存在しているようだ。
Project AraのリーダーであるPaul Eremenko氏は自らのGoogle+ページで2月26日、今回のイベントが2014年に開催する予定の、Araに特化した3回のイベントの初回になると述べ、同イベントのロードマップについて簡単に説明している。
これらイベントの初回では、AraのModule Developers' Kit(MDK)のアルファ版リリースが中心となる予定だ。4月初めにオンライン公開される予定のこのMDKは、無償かつオープンなプラットフォームの仕様および参照実装であり、Araモジュールの開発に必要なすべてのものが含まれている。今回の開発者向けカンファレスでは、Araプラットフォームにおける既存の、そして今後予定されている機能が詳細に説明されるとともに、アルファ版MDKの簡単な説明と、コミュニティーとのフィードバックセッションが実施される予定だ。また、モジュール開発者を対象とした一連の懸賞付きコンテストについても発表されることになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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