Microsoft幹部のJulie Larson-Green氏は米国時間2月24日、ハードウェア開発の責任者としての役職を離れ、Applications and Services Groupの「My Life & Work」チームを指揮することを明らかにした。
Larson-Green氏はこの異動を社内メモで明らかにし、GeekWireがそのメモを入手した。Larson-Green氏は、同部門の最高エクスペリエンス責任者にも就任する。同部門は、「Bing」「Outlook.com」「MSN」「SkyDrive」などのオンラインサービスを統括している。Larson-Green氏は、Applications and Services Groupを統括するQi Lu氏の直属となる予定。
Larson-Green氏は、2013年7月に「Xbox」や「Surface」といったハードウェアの開発を引き継ぐ前は、Microsoftのプレジデントを務めていたSteven Sinofsky氏が2012年に突然退職したことを受けて、すべての「Windows」ソフトウェアおよびハードウェアエンジニアリングの統括を任されていた。Larson-Green氏は、Windowsクライアントのプログラム管理担当コーポレートバイスプレジデントを務めたこともある。
今回の異動は、MicrosoftがNokiaのデバイスおよびサービス事業を72億ドルで買収することに伴い、Nokiaの元最高経営責任者(CEO)でMicrosoft元幹部のStephen Elop氏がMicrosoftにまもなく復帰する前に実施された。Larson-Green氏は、Nokia買収が完了するまで同社のDevices and Studios Groupの責任者の座にとどまると見られている。Nokia買収は、2014年3月末までに完了する見込みだ。
Microsoftは米CNET宛ての声明で、今回の異動を認めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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