スペイン、バルセロナ発--Microsoftは現地時間2月23日、「Windows 8.1」のアップデートを提供する計画を明らかにした。
このアップデートでは、非タッチのユーザーインターフェース制御が向上するとともに、ハードウェアメーカーがより安価なデバイスを製造するための選択肢が増える。また、学校や大企業での使用に向けた互換性が追加される。
MicrosoftのOS担当バイスプレジデントであるJoe Belfiore氏によると、アップデートは春に提供されるという。
このアップデートでは新しいマウスのユーザーインターフェースも追加され、これには右クリックによる「Start」やアプリ終了が含まれる。Microsoftはさらに、Start画面に検索、電源、設定の各アイコンを追加する。また、タスクバーによるアプリの起動や切り替えがより簡単になる。
加えてMicrosoftはハードウェア要件を緩和し、メーカーがより安価なWindows 8搭載デバイスを作れるようにする。新たな下限を1GバイトのRAMと16Gバイトのストレージとすることにより、新しいデバイスの波が訪れるとBelfiore氏は述べた。
最後に、このアップデートでは、「Internet Explorer」などのアプリの互換性が追加され、学校や大企業への導入が後押しされる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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