Qualcommは米国時間1月24日、Hewlett-Packard(HP)のモバイル技術に関連する特許と申請中の特許、計2400件を買い取ったと発表した。
Qualcommが取得した特許と申請中の特許には、米国内の約1400件と、海外の約1000件が含まれる。これらの特許は、HPのハンドヘルド機器「iPaq」や、2010年に買収した「Palm」事業、モバイル機器管理ソフトウェア「Bitfone」といった、モバイル分野における同社の不振に終わった取り組みに関するものとなっている。
Wells Fargo SecuritiesのアナリストMaynard Um氏はリサーチノートで「HPは中核ビジネスから外れる資産を洗い出すために、自社の資産を評価しているのかもしれない」と述べるとともに「HPは2014会計年度、中核ビジネスから外れる資産の売却に注力し(中略)中核ビジネス分野に対して注力していくだろうとわれわれは確信している。また、こういった売却によってHPのキャッシュバランスは強化され、株式の買い戻しや戦略的な吸収合併に利用できるようになるとわれわれは考えている」と述べている。
契約の詳細については明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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