Facebookの最高執行責任者(COO)でベストセラー作家、そして新たに億万長者への仲間入りを果たしたばかりのSheryl Sandberg氏は、44歳にしてすでに大多数の女性(および男性)が夢見ることしかできないようなキャリアを築いているが、ここで満足して守勢に回るつもりなどない。むしろ、まったく逆だ。Sony Pictures EntertainmentがSandberg氏の著書である「Lean In」の映画化権を取得したことで、Facebookを代表するこの女性はさらなる名声を手に入れようとしている。
Sandberg氏のベストセラー「LEAN IN(リーン・イン)女性、仕事、リーダーへの意欲(原題:Lean In: Women, Work, and the Will to Lead)」は、育児のためにキャリアをあきらめるのではなく、自らの業界でトップを目指す意欲を女性が持つよう鼓舞する本として2013年3月に出版された。
このニュースを最初に報じたDeadline Hollywoodによると、今回の話はSony Pictures EntertainmentでColumbia Picturesのプレジデントを務めるHannah Minghella氏が陰の主導者だったという。米CNETは、Sandberg氏の著書に関する権利を所有している非営利団体のLeanIn.Orgが「Lean In」の名前を使用する権利をSony側にライセンス供与したことを確認した。このライセンス契約で得られた利益は、Sandberg氏ではなく、同団体が得ることになる。
映画の脚本に関しては、「Lean In」の執筆に協力したNell Scovell氏が執筆を手がける予定で、内容はSandberg氏の人生を綴るというよりは書籍で扱ったテーマに重点を置いたものになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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