サムスン電子は現地時間1月24日、同社第4四半期の営業利益が2年ぶりに減少したことを発表した。スマートフォン販売の伸びが鈍化したことと、従業員に対する特別賞与が影響した。
サムスンが計上した第4四半期(12月31日締め)の営業利益は8兆3100億ウォン(77億3000万ドル)で、2011年以来初の減益となり、過去最高を記録した前期からは18%の減少となった。第4四半期の売上高は59兆3000億ウォンだった。
サムスンの第4四半期営業利益は、今月に入って同社が示した予想と一致するものだが、アナリストの平均予想の10兆ウォンには届かなかった。
サムスンのモバイル部門の営業利益は5兆4700億ウォンで、過去最高となった前期の6兆7000億ウォンから18%減少した。モバイル部門はこれまで、同社利益の3分の2を占めている。
また同社は第4四半期に、8000億ウォンの特別賞与を従業員に支給した。会長の李健熙氏による「サムスン新経営」戦略を記念したもので、この動きにより、配当利回りの増加を求める株主の声が再び高まっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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