サムスンの次世代主力「Android」搭載端末「GALAXY S5」は3月または4月にリリースされる予定で、「GALAXY S III」や「GALAXY S4」といった前機種とはスタイルが異なり、虹彩スキャナを搭載する可能性があるという。同社のモバイル製品統括者が明らかにした。
サムスンのモバイル部門マーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるYoung-hee Lee氏は、「多くの人々が、虹彩認証技術に高い期待を寄せている(中略)われわれはその可能性を調査している」と、ラスベガスで開催されているCESカンファレンスでのBloomberg Newsとのインタビューで述べた。同紙がその内容を、米国時間1月9日に掲載した。
虹彩スキャナは、目のパターンに基づいて人を認識することが可能で、これを搭載すれば、「iPhone 5s」や「HTC One max」に搭載されている指紋スキャナに対抗する競争力が得られる可能性がある。
GALAXY S5は外観も異なるはずだ。「S IIIからS4になったときに、両製品の物理的な観点からの違いを消費者があまり感じられなかったために、市場の反応がそれほど大きくなかったという見解には、正しい部分もある」とLee氏はBloombergに対して述べている。「S5については、基本に立ち返るつもりだ。特に、ディスプレイとカバーの手触りが異なる」(Lee氏)
S5の発売は、S4から1年後となる3月か4月の予定だとLee氏は述べた。それと同時期に、スマートウォッチ「GALAXY Gear」の後継機種が登場する予定である。Lee氏によると、後継機種はよりコンパクトで、より高度な機能が搭載されるという。米CNETが情報筋らから得た情報では、Gearの後継機種は3月発売予定で、より高品質な画面を搭載するとされている。
Lee氏は、ハイエンド顧客向けの新しいスマートフォン「GALAXY Note」が2014年後半にリリース予定であるとも述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス