NECとNECアクセステクニカは、IEEE802.11ac対応のWi-Fiポータブルルータ「AtermW500P」および、Wi-Fiホームルータ「AtermWF1200HP」を発売すると発表した。
AtermW500PとAtermWF1200HPは、いずれも最大433MbpsのIEEE802.11acに対応した。また、同梱のNFCタグ「Wi-Fi設定シート」にNFC対応のスマートフォンやタブレット端末をかざすだけでWi-Fi接続設定が行える新機能“らくらく「かざして」スタート”にも対応している。
AtermW500Pは、高さ約15.8mm×幅約58mm×奥行き約58mm、約34gという小型軽量のWi-Fiポータブルルータだ。出張や旅行で宿泊先などの有線インターネット回線に接続すると、手軽にWi-Fi通信が利用可能。親機にIEEE802.11ac対応のWi-Fiホームルータを使っている場合、LANケーブルでノートPCなどにつなぐと11ac子機としても利用できる。本体カラーはブラックとホワイトの2種類で、“Atermロゴ入りオリジナル収納ポーチ”も付属する。
AtermWF1200HPは、最大867Mbpsの高速通信を実現したIEEE802.11ac対応のWi-Fiホームルータだ。「Wi-Fi TVモード中継機能」を搭載しており、中継機として使う際は高速通信が安定している5GHz帯を独自技術の「TVモード」で通信を行うため、従来電波が届きにくかった離れた場所でも快適な動画視聴が可能になる。本体サイズは高さ約146mm×幅約33mm×奥行き約97mmで、重量は約0.2kg。
ラインアップと発売時期は、PA-W500Pが2月13日を予定。WF1200HPについては、本体のほかに「AtermWF1200HP イーサネットコンバータセット(PA-WF1200HP/E)」と「AtermWF1200HP USBスティックセット(PA-WF1200HP/U)」を用意しており、いずれも1月23日に発売予定となっている。
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