Lenovoが発表した新型「Lenovo Miix 2」は、タブレットにキーボードドックが付属したウルトラポータブルコンピュータだ。
Lenovoによる表記が「detachable」(取り外し可能な)となっているのでノートPCと勘違いされないように念のため説明しておくと、Miix 2は基本的に、キーボードドックが付属した「Windows 8.1」搭載タブレットだ。したがって、身軽に旅行したい場合には、キーボードを取り外してタブレットだけを持ち運べるようになっている。
Miix 2は、11インチと10インチの2モデルが発売される予定だ。11インチモデルは、Intelの第4世代「Core i5」プロセッサを採用し、最大256GバイトのSSDストレージ、最大8GバイトのDDR3メモリ、解像度1920x1200の10点マルチタッチ対応IPSパネルを搭載する。タブレット本体の重量は1.8ポンド(約816g)で、キーボードドックを装着するとさらに1.2ポンド(約544g)加わる。
10インチモデルは厚さが0.36インチ(約9mm)、(キーボードドックを除く)本体の重量が1.3ポンド(約590g)となっている。10インチモデルは、Intelの64ビット対応新クアッドコアプロセッサ「Atom」を採用し、2GバイトのRAM、最大128GバイトのeMMCストレージを内蔵する。microSDスロットにより、ストレージ容量は最大32Gバイトまで拡張可能だ。また、「Windows 8.1」完全版を搭載し、解像度1920x1200の10点タッチスクリーンを装備する。
11インチモデルにはSDカードスロット、USB 3.0ポートに加え、より大型のスクリーンに接続するためのMini-HDMIポートが付いている。また、キーボードドックにもUSB 2.0ポートが2個装備されている。10インチモデルでは、USB 3.0ポートの代わりにMicro-USBポートが付いており、キーボードドックにはUSB 2.0ポートが1個のみ装備されている。
両モデルとも、Intelの統合グラフィックス、Bluetooth 4.0、802.11n Wi-Fiと3Gオプション、2メガピクセルの前面カメラおよび5メガピクセルの背面カメラを備え、バッテリ持続時間は最大8時間となっている。さらに、いずれもタブレット本体にJBL設計のステレオスピーカを内蔵し、キーボードドックにはサブウーファを内蔵する。
Miix 2の10インチモデルは3月に発売予定で、価格は499ドルから。11インチモデルは価格が699ドルで4月に発売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス