米Yahooは、Googleの幹部だったMarissa Mayer氏が最高経営責任者(CEO)に就任して以降、自社製品のパーソナライゼーションに重点を置く方針を示してきた。さらにYahooは同氏の指揮のもと、検索事業にも積極的に取り組んでいる。
しかし、Yahooのこうした取り組みの成果がパーソナルアシスタントになるわけではなさそうだ。Android Policeの米国時間12月18日付の記事は、Yahooが音声で作動するアシスタントに取り組んでいると伝え、動画も掲載していたが、同社のプロジェクトに詳しい情報筋はこの動画が偽物だと述べている。
Yahooの広報担当者は「うわさや憶測」にはコメントしないとしている。
動画では、車を運転中の男性が渋滞に遭遇し、このアプリを使って口頭でテキストメッセージを作成した上、途中で編集もしている。
とはいえ、Yahooは新興企業を次々と買収しており、新製品の作成(および既存製品の強化)に向けた材料を構築しているようだ。同社は12月に入り、人間の言葉をコンピュータに認識させやすくすることを目的とした「自然言語処理」を手がける企業、SkyPhraseを買収したと発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス