「ポータブル電子機器の音声認識モードの有効化に対応したスマートドック」とされるAppleの特許出願書類が、米国特許商標庁(USPTO)によって米国時間12月5日に公開された。現在のモデルよりもやや進化したスマートドックの計画が詳細に記されている。
この新しいドックの鍵となるのは、「Siri」との統合だろう。このドックは、Appleの音声アシスタント機能を内蔵するのではなく、ユーザーのモバイル端末上のSiriを活用する仕組みになっている。Siriを有効化するには、話しかけるか、または手をたたいたり、指をパチンと鳴らしたりして音を立てるだけでよい。そして、ユーザーはSiriに対して、楽曲の再生、電子メールの送信や確認、ボイスメールを聞くこと、アラームの設定、天気の確認、ウェブの閲覧といった一連の動作をドック経由で実行するよう指示することができる。
このドックはSiri以外にも、専用のディスプレイ画面、タッチインターフェース、リモートコントロール、Wi-Fiのほか、スピーカとマイクを備えたものになる。また、Appleは取り外し可能なハードドライブやGPSセンサといった外付けアクセサリのためのスペースも想定している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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