米Yahooは米国時間12月2日、人間の言葉をコンピュータに認識させやすくすることを目的とした「自然言語処理」を手がける新興企業SkyPhraseを買収したと発表した。買収の金銭的条件は明かされなかった。
4人からなるSkyPhraseのチームはIT大手YahooのYahoo Labs部門に合流し、Yahooのニューヨークオフィスを拠点として活動する。SkyPhraseは自社のウェブサイトに掲載した声明の中で、「われわれはYahooの中に、ビジョンを共有するだけでなく、豊富な情報とサービスを巨大なユーザーベースに提供する企業を見出した」と述べている。
両社は、YahooがどのようにSkyPhraseを事業に組み込んでいくつもりなのか明らかにしていないが、TechCrunchによると、SkyPhraseは過去に、Yahooにとって重要な製品ラインの1つであるファンタジースポーツ関連の機能に取り組んだことがあるという。SkyPhraseが開発したあるアプリケーションは、ファンタジーフットボールのユーザーが関連の統計データを検索しやすくするものだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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