グーグル、ロボット開発のBoston Dynamicsを買収--NYT報道

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年12月16日 10時04分

 GoogleがBoston Dynamicsを買収した。Boston Dynamicsは、「Cheetah」「BigDog」「WildCat」など、自然からヒントを得たロボットを製造する企業だ。

 Googleは米国時間12月14日のNew York Times(NYT)の記事で、この買収が事実であることを認めた。NYTは12月初め、元「Android」責任者のAndy Rubin氏がGoogleでロボット開発を推進することを最初に報じていた。

 Boston Dynamicsは、同社のロボットを紹介するYouTube動画によってインターネット上で良く知られるようになった。こうしたロボットは素早く、多くはガソリンを動力源としており、氷や雪などの障害物に対応する。米国防総省、具体的には米国防高等研究計画局(DARPA)が関心を抱くのもうなずける。

 Boston Dynamicsは4足歩行ロボットで豊富な経験があるが、最近では2足歩行の「Petman」を、同じくDARPAから資金提供を受けて開発している。


Boston Dynamicsによるガソリン駆動ロボット「WildCat」。駐車場を走り抜けることができるこのロボットも、今はGoogleによるロボティクス計画の一部となった。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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