G Flexに搭載されている3500mAhの湾曲したバッテリには、このユニークな形状でも信頼性を保つための特許技術が使用されている。
この携帯に力を与えているのは、2.26GHz駆動のクアッドコアCPUと450MHz駆動のGPU「Adreno 330」を搭載したSnapdragon 800である(Snapdragon 800は「Nexus 5」やLGの主力携帯であるG2にも搭載されている高性能プロセッサだ)。そしてRAMは2Gバイト、内部ストレージ(microSDカードは使用できない)は32Gバイトであり、BluetoothとNFCを搭載している。
われわれが試用したアンロック版のG Flexでは「Android 4.2.2」が稼働しており、標準的なGoogleアプリのラインナップ、すなわち「Google Chrome」や「Gmail」「Google検索」「Google+」「Hangouts」の他、「Navigation」や「Local」を組み込んだ「Maps」、「Photos」「YouTube」、また「Google Play」ストアにアクセスする「Books」や「Games」「Movies and TV」「Music」「Newsstand」のポータルがそろっていた。そして、今日におけるほぼすべての携帯電話に搭載されている、電卓やカレンダー、ボイスレコーダーといった基本的なアプリも搭載されていた。レビューに使用した製品は韓国向けのものであるため、韓国のアプリもいくつか搭載されていた。こういったアプリが米国の通信キャリアから発売されるモデルに搭載されることはまずないため、本記事ではそれらの列挙は控えておく。
これはLGの新製品であるため、G2や「G Pad」タブレットと同じアプリも多数搭載されている。そういったアプリには、テキストを後々利用できるように保存しておける「Clip Tray」というツールも含まれている。また「Answer Me」機能は携帯が手に取られたことを検出し、自動的に呼び出し音のボリュームを下げてくれ、耳元に持っていかれた際には自動的に通話に応答するようにもなっている。「Guest Mode」はゲストが所有者とは異なるゲスト向けのパターンを描いてホーム画面のロックを解除した際に起動されるプライバシー保護モードである。さらにサムスンの「S Voice」やAppleの「Siri」のLG版とも言える機能もある。この機能は「Voice Mate」と呼ばれており、同名のアプリをタップするか、画面の下端からスワイプすることで呼び出せるようになっている。
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