Googleは米国時間12月11日、「Android Device Manager」サービスのモバイル版アプリを公開した。「Google Play」ストアで無料提供されるこのアプリを使用することで、ユーザーは自分のGoogleアカウントに関連付けられたタブレットやスマートフォンに対し、別の「Android 2.3」(開発コード名:「Gingerbread」)以上のAndroid搭載端末から操作してセキュリティを保護することができる。
モバイル版アプリは、Android Device Managerの全機能が利用でき、この中にはタブレットやスマートフォンの位置を地図上で特定したり、画面ロックコードをリセットしたり、端末データを完全に消去したりする機能が含まれる。ただし、注意しておきたいのは、コマンドを実行する際に紛失した端末がセルラーネットワークかWi-Fiに接続されていることが必要なことだ。
GoogleがAndroid Device Managerをリリースしたのは8月のことだが、対応するモバイルアプリが当初提供されなかったことから、端末を紛失したユーザーはAndroid Device Managerサイト経由でしか端末にロックをかけることができなかった。だが今回のリリースにより、GoogleにもAppleの「Find My iPhone(iPhoneを探す)」アプリ機能に相当するソリューションが備わった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」