不運にも「iPad」を焼失した勤勉な青年に一足早いクリスマス

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年12月09日 12時31分
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 読者の皆さんは、最近もしくはこれまでに、見返りを求めない親切を受けたことはあるだろうか。

 Clay Lawson君(16歳)は、バージニア州ネルソン郡の自宅で、積み上げられた段ボール箱の上に「iPad」を置いていたのだが、母親が誤ってそのiPadを段ボールと一緒に炉に捨ててしまった。

 Clay君は当然ながら、燃えてしまった自身のiPadを見つけてショックを受けたが、いつも通り飲食店Cavalier Dinerの仕事に向かった。

Clay Lawson君
iPadを焼失してしまったClay Lawson君。
提供:WVIR-TV screenshot by Chris Matyszczyk/CNET

 WVIR-TVによると、同店の接客スタッフでLawson一家の友人であるDonna Drumhellerさんが、Clay君の不運な出来事についてほかのスタッフに話をしたところ、その話を偶然耳にした客の1人が、Clay君が正直な人物であるかとDrumhellerさんにたずねたという。Drumhellerさんは、そうだと答えた。

 Clay君に同情しながら店を後にしたその客は1時間後、Clay君にとって最高のチップを持って店に戻ってきた。360ドル分のBest Buyギフトカードである。

 その客はClay君を知っていたわけではなく、この飲食店の常連でさえもなかった。スタッフは、彼は時折訪れる程度の客だと説明した。

 Clay君は、この飲食店で働いて貯めた金でiPadを購入していた。iPadが学校の勉強に役立つと考えたのだ。Clay君は、米国時間12月6日にiPadを購入したばかりだったが、その夜には、そのiPadが灰と化してしまった。

 Best Buyによると、その客は匿名にすることを望んだという。それでも彼の振る舞いはきっと記憶に残るだろう。

 Clay君はWVIRに、「まったく知らない相手のために、わざわざこのようなことをしてくれたことに驚いた」と話した。

 得ることばかり望む世の中で、見返りなしに与えたいと思うような人にはめったに出会えない。

 サンタクロースは実在しないが、その精神は存在するのだ。

NBC29 WVIR Charlottesville, VA News, Sports and Weather

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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