「iPhone」で紙飛行機を操縦できるキット、Kickstarterで資金調達

Amanda Kooser (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年11月27日 12時46分

 よく飛ぶ紙飛行機を作るために、紙を折るテクニックやクリップによる重りのような古臭い技術はもはや不要だ。「PowerUp 3.0」と名付けられたキットには、あなたが作った紙飛行機に取り付ける「Smart Module」というデバイスが同梱されている。このデバイスには、紙飛行機の飛行を制御するための小さなプロペラと方向舵が装備されている。

 特殊な紙を用意する必要はなく、一般的なコピー用紙を使うことができる。Smart Moduleを取り付けた紙飛行機は、「iOS」アプリを使ってBluetooth経由でコントロールできる。同アプリからは推力表示や距離表示、磁気コンパス、人工水平儀を含む飛行のための豊富なデータが得られ、レバーを操作することで上昇と下降ができるようになっている。また、iOSデバイスを左右に傾けることで進路を変更できる。

 充電式バッテリは、1回の充電で飛行機を最長10分間飛行させることができる。飛行技術を磨く過程で墜落事故は避けられないが、これに備えてフレームはカーボンファイバ製となっている。

 PowerUp 3.0の基本パッケージの価格は40ドルだ。このプロジェクトはKickstarterでの資金調達で5万ドルという目標額を達成している。PowerUp 3.0は娯楽製品というだけでなく、オフィスにおける軍事バランスを劇的に変える可能性も秘めている。USB接続のウレタンミサイルランチャーでこの飛行機に勝利できるよう祈っている。


もはや単なる紙飛行機ではない。
提供: Shai Goitein

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]