Appleが引き続き米国のスマートフォン市場を圧倒する勢いを見せている。一方、サムスンとMotorolaもシェアをいくぶん拡大した。
市場調査会社comScoreが8~10月における米国のスマートフォン市場を分析した新たなデータによると、Appleが40.6%の市場シェアを獲得し、7月から0.2%増加したことが分かった。しかし、サムスンとMotorolaも市場シェアを拡大している。サムスンのシェアは1.3%増の25.4%となり、Motorolaは0.1%伸びて7%のシェアを獲得し、第3位につけた。
上位3社に続いたのはHTCとLGだ。両スマートフォンメーカーはいずれも、同3カ月間に市場シェアを失っている。
一方OS分野では、Googleの「Android」がプラットフォーム市場で52.2%のシェアを占めてトップに立った。Appleは7月から0.2%増の40.6%で2位に付けた。BlackBerryは3.6%で引き続き3位を維持し、MicrosoftおよびSymbianはそれぞれ3.2%と0.2%で最下位だった。
全体でみると、米国では現在、1億5000万人の人々がスマートフォンを所有しており、これはモバイル市場のうち62.5%に相当する。これらの数字は、スマートフォンの所有が着実に拡大していることを示している。なお、7月のスマートフォン普及率は58.4%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)