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総メタル仕上げの異彩を放つ英国発のハイブリッドモデル--ATOMIC FLOYD「SuperDarts」 - (page 3)

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いい意味で見た目とのギャップがある、極めてバランスに優れたサウンド

  • 手に持ったときはほどよい重量感があるものの、装着してみると。筆者の場合はSサイズでジャストフィット

 それでは実際の音を聴いてみよう。プレーヤーはiPod nanoを使用。イコライザはフラットのまま、いろいろなジャンルの音楽を聴いてみる。

 ロックから、Eric Clapton「Change the World」。静かな音場から豊かに繰り出される低音と、繊細なギターの運指やスライド音がしっかり聞こえてくる。思った以上に自然な鳴りで心地いい。ボーカルもこもることなく、ほどよいバランスで聴ける。

 女性ボーカルから、Norah Jones「Don't Know Why」。優しくマイルドなボーカル、ナチュラルに響くギター、ピアノの音が耳に入ってくる。音が伸び上がる高域ゾーンも無理なく鳴らしてくれる。ロックを聴いたときよりもボーカルが前に出てくる。

 テクノ/エレクトロから、Perfume「Spring of Life(Album Mix)」。広い空間の中で、低域が張り出しすぎないクリアな出音。ビートを正確に刻んでいき、ボーカルがリズムにシンクロしていく感覚は悪くない。全体的に迫力が感じられる音になる。

 HIPHOPから、RHYMESTER「The Choice Is Yours」。熱のあるリリックをテンポよく聴ける気持ちの良い一曲。テクノよりも低域が少し増強された印象で、ダイナミックなクリアサウンドが聴ける。ボーカルは前面というよりもリズムにしっかり乗る感じだ。

 全体的には、見た目のワイルドさからは想像しにくい、極めてバランスの取れたサウンドと言える。ロックや女性ボーカルなどでは、静かな音場の中で楽器パートをしっかり鳴らしつつ、自然なボーカルが楽しめる。一方、テクノやHIPHOPでは広い空間が感じられ、メリハリと言うよりもクリアな低音で迫力のサウンドが聴ける印象だ。

 低域を担うダイナミック型ドライバは、ジャンルに応じて柔軟に適応する性能があり、中高域を担うBA型ドライバは、いずれのジャンルにおいても細やかな音を的確にピックアップしてくれる。また、総じてキレのある音が感じられるのは、総メタル仕上げの恩恵によるものである。

 今冬話題のハイブリッドドライバに、独創的かつ熟成されたメタルデザインボディを組み合わせ「SuperDart」。その実力は間違いなく、同トレンドヘッドホンの中でも異彩を放つ本物のモデルと言える内容だ。

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