IntelはインターネットTVサービスをおよそ5億ドルで売却したいと考えているという。Bloombergがそのプロセスに詳しい匿名情報筋の話を引用して伝えた。Intelは2013年末までに売却契約の締結にこぎつけたいと考えているという。
Intelは2013年に入ってから、ライブTV、オンデマンドTV、コンテンツストリーミングの視聴を可能にするハードウェアとソフトウェアの提供計画を明らかにしていた。「OnCue」という名称のこのサブスクリプションサービスは、オーバーザトップ(Over The Top:OTT)として知られている、ブロードバンドのインターネット接続を介して番組を配信するものである。Intelは同サービスの提供を2013年中に開始する予定であったが、2014年へと延期していた。
Intelは、この事業の売却について、サムスンやVerizon Communications、Liberty Globalなどと協議中であると最近報じられていた。同プロジェクトでは、新たに雇用された何百人という人員が携わった後、Intel社員の家庭でのテストも進められていた。しかしその取り組みは、5月に同社の最高経営責任者(CEO)に就任したBrian Krzanich氏が、縮小を続けるPC市場ではなく、モバイルチップ市場への注力を選択し、組織再編に取り組むことになったために減速したと伝えられている。
Intelの広報担当者はコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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