The Wall Street Journal(WSJ)によると、ZTEは2014年上旬にもスマートウォッチを発表する予定だという。このガジェットは、サムスンの「GALAXY Gear」など既に発売されているほかのスマートウォッチに似ているが、より価格に敏感な消費者向けに設計される。
ZTEの携帯端末マーケティング戦略部門を統括するLu Qianhao氏はWSJに対し、「われわれはメインストリーム市場に注力している」と述べた。
ZTEは、小売価格が約220ドルの「ZTE Source」や150ドルの「ZTE Overture」など、低価格のスマートフォンで知られている。WSJによると、ZTEの新スマートウォッチと連携できるのはZTEのスマートフォンだけだが、そうした状況は同デバイスの発売後に変わる可能性があるという。
この1年間、多くのテクノロジ企業が話題のスマートウォッチ分野に参入した。サムスンは9月にGALAXY Gearを発売し、Pebbleは先頃、「Pebble Watch」の販売を開始している。ソニーやMartian、Qualcommなどのメーカーもスマートウォッチを発売している。また、Appleが「iWatch」の開発に取り組んでおり、Googleも「Google Now」の準備を進めているとのうわさがかなり前から流れている。既に発売されているスマートウォッチの価格は150〜350ドルだ。
米CNETはZTEにコメントを求めているが、本稿掲載時点で回答は得られていない。
WSJによると、ZTEのスマートウォッチはまず中国で発売される予定で、その後、米国と欧州の市場に投入される可能性があるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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