Appleの「iWork」が、少しずつではあるが、確実に以前の形に戻りつつある。
Appleは米国時間11月21日、iWork製品をアップデートし、以前のリリースで削除していたいくつかの機能を復活させた。最も重要なものは、カスタマイズ可能なツールバーの復活だ。このツールバーは、それまで好評だったにもかかわらず直前のバージョンで削除され、ユーザーから失望の声が出ていた。
Appleは前回のアップデートで、iWorkを長く利用しているユーザーが好んで使用していたいくつかの機能を削除したため、ユーザーからの不満に直面していた。Appleは11月6日に通知文を掲載し、最新版で削除した「iWork '09」の機能の多くを今後復活させる計画であることを明らかにした。また、新機能の登場も示唆していた。
だが、今回の最新アップデートは決して驚くようなものではない。結局のところ、「Keynote」に新しいトランジションが加わったことと、ウィンドウのサイズと配置に関するバグが修正されたこと以外に特筆すべき点はないからだ。だが、機能が削除されたことに不満を持っているユーザーにとっては、正しい方向に踏み出していると言えるだろう。
今回のアップデートは、「Mac App Store」で提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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