電子メールのプライバシーに関する懸念を受け、Microsoftは米国時間10月21日、2014年初めに「Office 365」でメッセージの暗号化を導入すると発表した。
この新機能「Office 365 Message Encryption」によって、ユーザーは社外の受信者に対して、送信先が何であれ自動的に暗号化された電子メールを送信することができるようになる。さらに、オリジナルメッセージに対する全ての返信や転送も、自動的に暗号化される。
Microsoft Exchangeチームの製品マーケティングマネージャーであるShobhit Sahay氏は、同日のOffice 365ブログで以下のように述べている。「送信先が何であれ(「Outlook.com」「Yahoo」「Gmail」「Exchange Server」「Lotus Notes」「GroupWise」「SquirrelMail」、その他何でも)、ユーザーは機密の業務メッセージを、不正アクセスに対するさらに高度なレベルの保護の下で送信することができる」
この機能は2014年第1四半期にリリースされる予定で、「Office 365 Enterprise E3」および「E4」のユーザーには無償提供される。また、「Windows Azure Active Directory Rights Management」のスタンドアロン版にも、追加費用なしで含まれることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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