Googleは米国時間11月20日、「Android」版「Google Translate(Google翻訳)」アプリのアップデートを発表した。このアップデートにより、会話の翻訳スピードの高速化が約束されるとともに、より多くの言語がサポートされ、ユーザーインターフェースも新しくなった。
今回のアップデートで最も魅力的な点はおそらく、異なる言語をしゃべる人同士の会話をリアルタイムで翻訳できるようになったというところにある。また、翻訳手順が簡素化され、アプリのマイクアイコンにタッチし、画面を回転させるだけで言語間の切り替えが可能になった。
今回のアップデートにより、ヘブライ語とジャワ語、エスペラントでも同アプリの手書き機能が新たに利用できるようになったため、ユーザーはこれらの言語による、理解できない単語や文字をスマートフォンやタブレットの画面上で手書きするだけで、即座に翻訳できるようになった。
また、マレー語とウクライナ語でも同アプリのカメラ翻訳機能が利用できるようになったため、デバイスに搭載されたカメラでこれらのテキストを撮影するだけで翻訳できるようになった。また、「Google Goggles」にも搭載されている光学文字認識(OCR)テクノロジを用いることで、このアプリは単語や文字を撮影し、画面上のテキストをなぞるだけで翻訳できるようになった。
さらにGoogleは、同アプリの新しい「しゃれた」ユーザーインターフェースについても強調している。この新たなユーザーインターフェースによって、言語の壁をさらに容易に乗り越えられるようになると期待されている。同社は、このアップデートを20日から21日にかけて「Google Play」ストアでリリースしていくと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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