Facebookは米国時間11月15日、ユーザーからの批判を受け、10代のユーザーと広告に関係するプライバシーポリシーの一部を削除した。
削除されたのは、ユーザーの公開プロフィールの写真や、コメント、「Like」(いいね!)を広告とともに表示するというFacebookの慣行に関するものだった。The Wall Street Journalによると、これに異議を申し立てていた人々は、未成年者が同サイトの規約について両親や保護者と話し合ったことを前提とする表現になっている点を問題にしていたという。この問題は最終的に、米連邦取引委員会(FTC)に対する苦情の申し立てにつながった。
Facebookは該当の文言が、同社のマーケティングリーチの拡大を目的としたものではないと主張した。
Facebookの最高プライバシー責任者(CPO)Erin Egan氏はブログへの投稿で「われわれは、10代の若者とその両親がFacebookの利用について話し合う機会を創り出すうえで役立つと考え、ポリシーの改定を提案した。具体的には、18歳未満のユーザーは、両親あるいは保護者との話し合いを済ませており、彼らもFacebookの規約に同意しているという文言を追加した。これは、会話のきっかけを作るためのものだった。この文を追加したことで、さらなる権利を獲得しようとしていたわけではないし、何らの権利獲得にもつながらなかったはずだ。だが、この表現は混乱を招くとのフィードバックを受け取ったため、該当の文を削除した」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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