Appleは「iPhone」および「iPad」に使われるチップの一部の製造を、GLOBALFOUNDRIESに委託することを検討している可能性があるという。Albany Times Unionが報じた。
情報筋がAlbany Times Unionに語ったところによると、GLOBALFOUNDRIESは間もなく、ニューヨーク州マルタにある同社のFab 8工場で、Apple向けチップの一部の製造を開始する可能性があるという。
現在、Appleのモバイルデバイス用チップの大部分を製造しているのはサムスンだ。これには「iPhone 5s」で使われている強力な新チップ「A7」も含まれる。
Appleがチップ製造パートナーを増やし、サムスンへの依存度を下げたがっているといううわさは以前からあった。過去数年の間、両社は特許訴訟やスマートフォン競争で激しく火花を散らしてきた。
両者の関係は緊張状態にあると思われているが、Albany Times UnionによるとサムスンはApple用チップの製造を続け、GLOBALFOUNDRIESがApple用チップの製造プロセスを確立するのにも手を貸すという。サムスンとGLOBALFOUNDRIESのチップ製造の「レシピ」は類似しているとも伝えられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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