サムスンは、折りたたみ可能なディスプレイを搭載するスマートフォンなどの端末を、今後およそ2年以内に発売することを目指している。
韓国ソウルで現地時間11月6日夜に開催されたアナリスト向けイベントで、サムスンの最高経営責任者(CEO)を務めるKwon Oh Hyun氏は、同社のディスプレイ技術の今後数年間にわたる開発計画をスライドショーに示した。ブログサイトSammy Hubに掲載されているように、このスライドショーには、折りたたみ可能なスマートフォンを最終段階とするサムスンの進行計画が示されていた。
同社は、最近発表した「GALAXY ROUND」で曲面ディスプレイ搭載スマートフォンという最初のマイルストーンに既に到達している。曲面ディスプレイを搭載するスマートフォンの利点については一部疑問の声も挙がっているが、少なくともある1人の研究者は、同技術を大きなイノベーションだと考えていると述べている。
サムスンの次の目標は、曲げられるディスプレイを搭載する端末で、2014年中に実現を目指している。そしてそれが、2015年末頃に予定されている折りたたみ可能な画面を搭載する端末に向けた下準備となる見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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