価格に敏感な市場にAppleが進出するにあたり「iPhone 5c」がどのように貢献するかについて、投資家らは米国時間10月28日の同社四半期決算発表に際して知りたがっていたが、最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏によると、そのようなことは起こらないようだ。
Appleの第4四半期決算(9月28日締め)の電話会見において、「iPhone 5c」の価格、および「価格に敏感な国々」におけるカラフルな同モデルの売れ行きに関して質問を受けた最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は、iPhone 5cを低価格モデルと位置づけたことはないと述べた。
「率直に言って、そのように意図したものではない。『iPhone』のエントリモデルは『iPhone 4S』だ」と、Cook氏は5cの売れ行きに関する質問をかわしながら述べた。5cはミッドレベルの位置づけだという。
これまでの低価格モデルとしては「iPhone 4」が十分に成果を上げており、Appleは同じ成果を4Sに期待しているとCook氏は述べた。Appleが新しいiPhoneを発表する際は通常、1つ前のモデルをエントリーレベルの端末として販売継続している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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