就役から20年が経過し、米空軍の大型航空機「C-17 Globemaster III」は限界に達したようだ。 C-17の製造元であるBoeingは9月上旬、223機目にして最後のGlobemaster IIIを米空軍に出荷した。上の写真は、カリフォルニア州ロングビーチにあるBoeingの施設で同機がフライトラインに入ったところである。それでも当面の間は、大容量の貨物輸送機部隊として、Globemaster IIIは軍事と人道支援両方の任務を果たし続けていくだろう。 米空軍との契約上の義務は満了となったが、BoeingはC-17航空機の製造を終えてはいない。全世界の他の顧客に向けて、さらに22機のGlobemaster IIIを製造することになっているからだ。とは言え、その終わりが近づいていることは確かである(もちろん、サポートや改修はまだ継続される)。Boeingは米国時間9月18日、C-17の生産を2015年に終了すると発表している。
提供: U.S. Air Force
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす業務生産性の向上への意外な効果
CNET Japan(Facebook窓)