新しい報道によると、Appleの「iPhone 5c」がアクティベーション件数において、「iPhone 5s」との差を縮めているという。それでも価格の高いiPhone 5sのアクティベーション件数は、iPhone 5cの約2倍となっている。
モバイル分析企業Localyticsによると、米国におけるiPhone 5cとiPhone 5sのアクティベーション件数の比率は1対1.9であるという。世界では米国よりも差が大きく、この比率が1対2.3となっている。それでも、数週間前と比較するとその差はかなり縮まっている。数週間前のLocalyticsの調査では、この比率は1対3.4だった。
米国において差が小さいのは、期待された開発途上地域を含む他の市場よりも同国において、より低価格のiPhone 5cの人気が高いことを表していると同社は述べている。同社は、2000万台の端末を対象にこの「iPhone」調査を実施した。
Appleは今でも膨大な数のiPhoneを販売しているが、その継続的な成長がこの先どうなるかはそれほど確かではない。Appleは最新世代のタッチスクリーン搭載スマートフォンを開発してきたかもしれないが、高機能なスマートフォンを非常に低い価格で提供するという大胆な戦略をとる企業らによる厳しい競争に直面している。iPhoneは米国において今でも最も高い人気を誇るが、世界の他の地域ではその主導的地位を失いつつある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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