楽天は10月15日、スマートフォン向け共通来店ポイントサービス「スマポ」を提供するスポットライトを買収し、完全子会社化したと発表した。買収額は公表していない。
スマポは、2011年9月よりサービスを開始。ユーザーはスマポの提携加盟店に来店し、専用アプリでチェックイン操作するだけで、商品の購入に関係なく、ポイントを獲得することができる。貯めたポイントは、加盟店が発行する商品券や、食事券に交換することが可能だ。
加盟店は、付与するポイント数の設定が可能。サービス利用料は、実際に来店したユーザー数分の成果報酬型の負担となるため、より費用対効果の高い集客が可能になるとしている。アパレル、商業施設、百貨店、スーパーマーケットなどの小売店鋪を中心に、23都道府県の約700カ所で、約90ブランドの加盟店があるという。
楽天は今後、同社の会員基盤を活用し、スマポの送客力強化と加盟店拡大を行う予定。スポットライトは、スマポ加盟店に提供している来店検知プラットフォームを活用し、新たに楽天グループの会員を実店舗へ送客するサービスの展開を検討している。
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