「Those Days」は、iPhoneで撮影した写真を、撮影日をもとにカレンダーで検索できるアプリだ。カレンダーは写真のほかに当日の予定をGoogleカレンダーから読み込んで表示できるので、当日どこで、何をしている時にその写真を撮ったのかを容易にマッチングさせることができる。
アプリを起動すると、月次カレンダーが表示される。この月次カレンダーには2種類の情報が読み込まれている。ひとつはその日撮った写真で、カメラロール内にある写真のうち、その日撮った1枚のサムネイルが日付上に表示される。日付をタップすると画面が切り替わり、その日撮影した残りの写真が縦スクロールで表示される。カレンダーから写真を探せるので、特定の写真を探す場合も、おおよその撮影時期から絞り込みやすいというメリットがある。
読み込まれる情報のもうひとつは当日の予定で、Googleカレンダーに登録された予定を読み込んで表示してくれる。当日の予定と撮影した写真がまとめて表示されることで、その日どこで何をしている時に写真を撮ったかすばやく思い出せるというわけだ。写真は撮影時刻でソートされ、さらにGPSデータから撮影場所も表示されるので、ライフログとしても役立つ。写真にはコメントをつけることも可能だ。
大量の写真を読み込んでいることから動作が重くなってもおかしくないが、試用してみた限りではレスポンスもよく、月次カレンダーを前後にめくりながらすばやく写真が検索できる。デザインも洗練されており、過剰な情報がなるべくうるさくならないようにまとめられている。本アプリの操作性に慣れてしまうとカメラロール上で写真を探すのが億劫に感じられるほどだ。
唯一ネックとなるのはインターフェースが英語であることだが、月次カレンダーがベースになっていることもあり、実際に使っていてもほとんど気にならない。iPhoneで撮った大量の写真をカメラロールに保存している人に使ってほしいアプリだ。
>>Those Daysのダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」