「Wikipedia」でトレンドワードをワンタップで検索--iPhoneアプリ「WikiEgg」

 「WikiEgg」は、英語と日本語のWikipediaとアンサイクロペディアを切り替えて表示できるビューアだ。一般的なWikipediaビューアと同様に任意の語句を検索できるのはもちろんのこと、ウェブ上でトレンドとなっているワードを読み込み、ワンタップで検索できるのが特徴だ。

  • ホーム画面。上部の検索窓にキーワードを入れると候補が表示される。なお日本語版のWikipediaだけでなく、英語版、さらにはアンサイクロペディアと検索先を切り替えられる

 アプリの見た目は一般的なWikipediaビューアと変わらない。キーワードを入れると候補が表示され、タップすると本文が表示される。見出しだけではなく本文を対象とした検索が行えるので、単独の項目としてページが用意されていない場合でも、ほかのページの本文に記述されていれば容易にヒットする。検索先を英語版Wikipediaやアンサイクロペディアにも切り替えられる。

 さらに本アプリの最大の特徴といえるのが、ネットで話題になっているトレンドワードを読み込み、ワンタップでWikipediaで検索できるようにしてくれる機能だ。対象となるのはGoogleのHot Trendsに入っている単語やはてなキーワード、gooウェブ検索の急上昇ランキングで話題になっているキーワードなどで、読み込まれたリストを見ながら気になる語をタップしていけば、現在のトレンドが手軽に把握できるというわけだ。Wikipediaビューアの枠を超えた、ほかに類を見ないユニークな機能だ。

 このほか、閲覧履歴の自動保存や、任意のページのブックマークにも対応している。ネックとなるのは、一部のページで広告が表示されることと、全文検索に対応しているためか最初の読み込みがやや遅いことだが、トレンドワードの読み込み機能はそれを補って余りある。トレンドワードを手軽に知りたい人はもちろん、全文検索に対応したWikipediaのビューアを探している人まで、さまざまなニーズに対応できる秀逸なアプリだ。

  • タイトルだけでなく本文からの全文検索にも対応する。キーワード部分をハイライト表示してくれるので前後の文脈も分かりやすい。なお、このページのように一部ページでは下部に広告が表示される

  • ページのデザインは、PCのブラウザで表示した状態とかなり近いので馴染みやすい

  • 中央下のアイコンをタップするとセクションが表示されるので、ワンタップで任意のセクションにジャンプできる

  • 閲覧履歴が保存されるので再度表示するのも容易だ。履歴は最大30日分が自動保存される

  • 任意のページをブックマークすることも可能

  • GoogleのHot Trendsに入っているキーワードやはてなキーワードなど、ネットで話題になっているトレンドワードを読み込んでリスト表示する機能を備える。タップすれば該当のページに移動できる

  • この種のアプリとしては珍しく、Wikipediaの変更履歴の表示にも対応している

>>WikiEggのダウンロードはこちらから

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