数カ月に及んだ買収劇を経て、Dellが非公開企業に戻る最終段階のハードルを1つクリアした。
Dellは米国時間10月1日、Dellの創設者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏とSilver Lake Partnersによる同社の買収に向けて、「買収前に必要なあらゆる規制当局の承認」を受けたと発表した。
Dellの株主らは9月、Michael Dell氏とSilver Lakeによる250億ドルの買収提案と同社の非公開化計画を賛成多数で可決した。これに先立ち、物言う投資家のCarl Icahn氏は、自身によるDellの買収提案を撤回していた。
取り決めに従い、Dell氏とSilver Lakeは投資家らが保有していないDellの残り株すべてを1株当たり13.75ドルで買い取るとともに、1株あたり13セントの特別配当を支払う。Dell氏側が当初提示していた金額は1株あたり13.65ドルだった。
買収は、Dellの2013会計年度第3四半期が終了する11月1日までに完了する見込み。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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