「Internet Explorer」のサポートされている全バージョンについて、パッチが提供されていない脆弱性を悪用する攻撃コードが出回っている。つまりサイバー攻撃が急速に増加し、Internet Explorerのユーザーに影響を与えている可能性があるということだ。
「CVE-2013-3893」として知られるこのエクスプロイトは、米国時間9月30日にRapid7によるオープンソースのペネトレーションテストツールである「Metasploit」にモジュールが組み込まれた。PCWorldによると、このエクスプロイトがMetasploitに投入されたため、セキュリティ専門家だけでなくサイバー犯罪者も同コードを入手できる状態になっているという。
PCWorldによると、このエクスプロイトは過去3カ月の間放置されていたとみられるが、攻撃の多くは日本や台湾の組織を標的としたものだという。CVE-2013-3893がMetasploitに投入されたために、この攻撃がさらに広まる可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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