Microsoftのブラウザの最新版である「Internet Explorer 11」(IE11)には、「Windows 8.1」向けに設計された多数のタッチ機能が搭載される。
MicrosoftはIE11のプレビュー版リリースを発表するブログ投稿で、その大半を「タッチ操作向けに最適化された」一連の機能に関する説明に割いた。同ブラウザには、ウェブサイト内をパンやズーム、スワイプすることのできる「指の動きに従う」機能が搭載される。このスワイプ機能を使用して、これまでに表示したページの前後のページに移動することもできる。また同ブラウザは、タッチホバーメニューもサポートする。
タッチ操作向けに最適化された機能をIE11に追加するのは理にかなった動きである。ますます多くのユーザーが、タブレットなどのタッチベースの端末を使用しており、ページ内のスワイプやパンといった操作に慣れつつある。
Internet Explorer 11はタッチ機能に加えて、ウィンドウあたり最大100個のタブをサポートし、バッテリ持続時間を効率的に使用するように設計されている。またMicrosoftは、ページの読み込みがより高速になり、プラグインを追加する必要なくHTML5の動画再生などを完全にサポートするとも述べている。
興味深いことに、Internet Explorer 11は同社OSの前バージョンである「Windows 7」にも提供される予定だ。Engadgetは最近、同ブラウザがWindows 7に提供される予定であることをMicrosoftが認めたと報じている。リリース時期は明らかになっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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