CCCとソケッツが合弁会社「CSマーケティング」設立--データベースを活用

別井貴志 (編集部)2013年09月30日 17時29分
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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は9月30日、ソケッツとの合弁会社の設立に関する契約を締結したと発表した。これは2013年8月1日に、「両社が協力して特徴的なデータベースの開発および関連したサービスを展開する合弁会社の設立による業務提携を検討する」との発表に基づいたことで、今回正式に合弁会社を設立することで合意した。

 10月2日付けで設立する予定の合弁会社「CSマーケティング」は、出資比率がCCC51%、ソケッツ49%となっている。CCCが保有するエンターテインメントを中心とした商品データベースと、ソケッツが保有するMSDBを連携させた「共通基盤」となるデータベースを構築し、このデータベースを活用して、T会員向けに商品情報を提供していく。MSDBとは、音楽や映像、書籍、放送、人名、地域情報を体系的かつ作品の特徴情報を詳細に整理したデータベースで、特徴情報などをキーとして作品の関連性によって横断的なメディア関連サービスを実現する。また、独自IDによって作品の紹介から、著作権報告や購買までを管理できる。

 共通基盤となるデータベースについては、第三者へのライセンス提供なども視野に入れていく。また、データベースを効率化するため、CCCが保有する商品データベースの運用も合弁会社が行う。

 今後は、作品に付与している感性的な特徴情報を分析し、ユーザーの心境やシチュエーション、趣味、嗜好などを類推する「感性マーケティング」システムの構築を検討していく予定だ。そして、このマーケティングシステムを両社の自社サービスに対してレコメンドサービスなどのかたちで提供することで、視聴や購入の機会を一層増加させ、さらなる収益機会の拡大を狙う。また、第三者への提供とマーケティングシステムを活用したサービスの展開も検討していく。なお、業務提携は、CCCとCCCグループのネット事業を統括する中間事業持株会社であるT-MEDIAホールディングス、合弁会社のCSマーケティング、ソケッツの4社間となっている。

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