Microsoftの共同創設者Bill Gates氏は、多数の「Windows」ユーザーが長い間考えていたことを認めた。「Control-Alt-Delete」は不要な機能だということである。
Gates氏は先週末、ハーバード大学での公開インタビューにおいて、Windowsへのログインやタスクマネージャーへのアクセスを可能とするControl-Alt-Delete機能(リブートするための最初のステップとして最もなじみがあるかもしれない)は、IBMのあるキーボード設計者が、同じ機能を実行するための1つのボタンを同氏に与えてくれなかったことから考案されたものだったと述べた。
「ボタンが1つあればよかったのだが、IBMキーボード設計を担当した人が1つのボタンをわれわれに与えることを渋ったのだ」とGates氏は述べた。「そこでわれわれは低レベルでプログラムした・・それは誤りだった」(Gates氏)
大きな誤りだったかもしれないが、この機能はWindowsの何世代にもわたって存続した。この機能が必ずしも最良のアイデアではなかったことを、Gates氏がこれほどはっきりと認めたのは、これが初めてである。
コンピュータユーザーがマシンをリブートするための手段としてこの機能を作成したのは、「IBM PC」設計者のDavid Bradley氏である。Bradley氏は、最近行われた米CNETとのインタビューで、Gates氏とMicrosoftがそれをログイン機能にすると決めた理由が理解できなかったと述べ、「彼らにとっては理にかなっていたのだろうと思う」と付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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