Valveが、「Linux」ベースの独自OS「SteamOS」の発表に続いて、リビングルーム用PCハードウェア「Steam Machines」の存在を認めた。さらに初期の試作機をテストするため、ベータテストに申し込んだ有資格の「Steam」ユーザーに300台の同マシンを提供することになった。
Steam Machineの完成形について、Valveは「ユーザーが自分に合ったハードウェアを選択できるようにしたいとの考えから、われわれは複数のパートナーと提携しており、2014年中に、SteamOSを搭載したさまざまなSteamゲーム機を市場に投入する予定だ」と述べている。Steamユーザーが2013年にベータテストを行う試作機が将来的にValveブランドのハードウェアとして市場に登場するのか、あるいは購入可能な完成品がサードパーティーのSteam Machineだけになるのかは不明だ。
Steamユーザーがこの初期の試作機の提供を受ける資格を得るには、Valveの「eligibility quest(適性チェッククエスト)」を修了しなければならない。このeligibility questには、コミュニティグループ「Steam Universe」への参加、Valveのベータ版ハードウェアに関する諸条件への同意、Steam上で10人以上の友人がいること、Steam Communityの公開プロフィールの作成、さらにはSteamの「Big Picture」モードでゲームパッドを使用してゲームをプレイすることなどが含まれる。
Steam Machineの試作機を入手してハードウェアのベータテストに参加する資格を得るには、これらすべてを米国時間10月25日までに行わなければならない。Valveは300人の参加者を選ぶが、うち30人はコミュニティへの過去の貢献度やベータテストへの参加履歴に基づいて選出され、残りの270人は無作為に選ばれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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