紛失した「Android」搭載スマートフォンやタブレットの中のデータが悪用されるのではないかと心配するユーザーに朗報である。自分の端末を遠隔操作でロックすることができるようになった。
2013年8月にリリースされたGoogleの「Android Device Manager」は、紛失または盗難にあったAndroid端末の位置を確認することのできる便利なサービスである。遠隔操作によって端末を鳴らしたり、データをすべて消去したりすることもできる。今回、さらにもう1つの機能が追加された。
Android Device Managerの最新アップデートでは、遠隔操作によるパスワードロックが可能になっている。新しいパスワードを送信して端末を保護することにより、紛失した端末に他人がアクセスできないようにすることができる。
この機能は簡単に設定できる。Android端末でAndroid Device Managerを起動し、遠隔から自分の端末の位置を確認するオプションをオンにするとともに、遠隔からロックとファクトリーリセットを実行するオプションがオフになっている場合はオンにする。
Android Device Managerのウェブサイトを表示し、自分の端末をスキャンする。「Ring」「Lock」「Erase」という3つのオプションがあるはずだ。新しいロックコードを端末に送信するには、「Lock」をクリックする。新しいパスワードを入力し、確認のための再入力をしてから、「Lock」ボタンをクリックする。これによって、端末には英数字キーパッドが表示されるようになり、新しいパスワードを入力しなければ端末にアクセスすることはできなくなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)