Appleの新型「iPhone」は製造コストが高いが、それでも同社は同端末によってかなりの利益を上げている。
IHSがAll Things Digitalに提供したデータによると、Appleの16Gバイト版「iPhone 5s」の製造コストは199ドルであるという。64Gバイト版の製造コストは218ドル。IHSは、端末を分解した際にこの価格分析を実施した。IHSは、詳細について米国時間9月25日のレポートで説明する予定である。Appleは部品の組み立てに8ドル支払っており、それを差し引いた金額が部品コストであるとIHSは述べている。
IHSは、iPhone 5s以外に「iPhone 5c」も分解調査し、同端末の製造コストが173~183ドルであることを発見したとも報じられている。同端末の組み立てコストは7ドルである。
IHSによると、最もコストが高いのは両端末のディスプレイで、総コストのうちの41ドルを占めるという。
それでも、Appleは両端末によってかなりの利益を上げている。Appleは、iPhone 5sを契約なしの場合で649~849ドル、iPhone 5cを契約なしで549~649ドルで販売している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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