9月18日、モバイルコンテンツやゲームの企画開発を手掛け、現在は民事再生中のインデックスが、セガサミーホールディングスに実質的な経営譲渡をする方針を固めたという一部報道がなされている。
インデックスはデジタルゲーム事業及びコンテンツ&ソリューション事業を中心に事業展開。安定的に収益を獲得し、 国内外の企業を対象とした事業買収を行っていた一方で、特に海外買収案件で予想どおりの収益が上がらず、多額の投資損失が発生。債務超過に陥り、6月には民事再生手続き開始の申立てを東京地方裁判所に申立てを行い受理されていた。
その後スポンサー選定に関する一次入札を実施し、8月5日の段階で数社を選定。今後二次入札を実施し最終的なスポンサーの選定に向けて手続きを行っていくとしていた。
報道によると、18日中に最終決定を行い、裁判所の認可を仰ぐ見通し。11月にもセガサミーが140億前後で買収し、全事業の受け皿となる会社を設立。セガサミーが全額出資する案を検討しているという。
この報道に対して「当社が発表したものではありません」(セガ広報部)としている。
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