セガサミーホールディングスは9月18日、民事再生手続き中のインデックスについて、事業譲受けに関する契約締結を発表した。事業譲受の譲受主体となることを目的に、子会社のセガが100%出資して設立されたセガドリームとの締結となり、事業譲受期日は11月1日としている。なお商号については、今後変更することを予定している。
譲受け事業の内容はインデックスのデジタルゲーム事業(コンソールゲーム、ソーシャルゲームの企画・開発)、コンテンツ&ソリューション事業(コンテンツ配信、システム開発、遊技機関連開発受託、インターネット広告等)、アミューズメント事業(業務用アミューズメント機器の開発・販売)並びにこれらに付随関連する事業。
事業譲受けの目的としては、携帯電話向けコンテンツの企画・開発において豊富な実績があることや、家庭用ゲームソフトの開発においては、「アトラス」ブランドとして「女神転生」シリーズ、「ペルソナ」シリーズ、「世界樹の迷宮」シリーズをはじめとした優良なIPを複数保有。安定した販売が期待できる家庭用ゲームソフトの優良IPを取得できることや、セガならびにセガネットワークスが展開する PCオンラインゲーム事業、スマートデバイス向けコンテンツ事業にIPを活用し、さらなる収益拡大が期待できること。遊技機事業、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業へ当該優良IPを展開することにより、IP価値の最大化を図ることが可能となるなど、さまざまなシナジー創出により、グループならびにインデックスの事業価値向上を図ることが可能であると判断したためとしている。
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