新たな報告によると、Appleは「iPhone 5c」の予約受付開始後24時間で、2012年の「iPhone 5」が達成した記録の半数に届く可能性があるという。
Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は米国時間9月13日にメモを公開し、Appleは予約受付開始初日の予約注文台数が約100万台になる見込みだと述べた。これは、Appleが2012年のiPhone 5の予約受付開始初日の後に明らかにした200万台という数字の約半数となり、2011年の「iPhone 4S」の予約注文台数に迫る数字だ。
もちろん、今回大きく違っている点は、Appleがより低価格の「iPhone 5c」に加えて「iPhone 5s」の2機種を販売していることだ。両モデルは、2012年に発売されたiPhone 5の後継機種となり、iPhone 5は販売打ち切りとなった。iPhone 5cは現時点で事前予約対象となっている唯一の端末であり、AppleはiPhone 5sを米国太平洋時間20日午前0時1分より、同社直営店と提携キャリアから発売開始する予定だ。
今回の予想とあわせてMunster氏は、Appleの5cモデルに対する消費者の心理は、10日に同端末が発表されて以来「改善」されつつあると述べた。これは、この数日間に動向を追跡してきたTwitterユーザーを対象とした調査結果に基づいている。
「われわれは、テクノロジの行方を見守りつつ、iPhone 5cの発表に関心を寄せてきた人々は、iPhone 5cがiPhone 5からの最小限の変更にとどまったことから、iPhone 5cを酷評したと考えている。しかし、より多くの一般ユーザーがこの話題に参加するにつれて、消費者の関心が色の話題に移っているとともに、一般消費者全体でiPhone 5cに対する人気が一部の予想を上回る可能性が出てきたようだ」(Munster氏)
Appleは予約受付開始初日の注文台数を14日中に発表するとみられる。同様の発表は、iPhoneの旧機種3モデルについても行われてきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス