サンフランシスコ発--米Yahooの最高経営責任者(CEO)Marissa Mayer氏は米国時間9月11日、同社のユーザーベースが2012年に20%拡大したことを明らかにした。
Mayer氏はTechCrunch Disruptイベントで、TechCrunch創設者のMichael Arrington氏とともに「fireside chat」コーナーに登壇した。2012年にYahooのCEOに就任したMayer氏は、Yahooの月間アクティブユーザー数が8億人を超えたことを明らかにするとともに、同社の最近の成長は、ほとんどがモバイルユーザーによってもたらされたものだと述べ、その中に同社が買収したTumblrのユーザー数やトラフィックは含まれていないとした。
Arrington氏は、Mayer氏が企業トップに就任して以来、Yahooの株価が2倍近く上昇しており、株式価値でおよそ140億ドル増加していると指摘した。それに対しMayer氏は、その成長の一部は、中国の検索企業Alibabaに投資した元CEOのJerry Yangをはじめとする前任者らの賢い投資のおかげだとしながら、その多くはYahooが新たに重点項目に掲げた4項目、すなわち、ふさわしい人材の雇用、トラフィックの拡大、優れた製品のリリース、売り上げ増大によるものだと述べた。
こうした重点項目に取り組んだ結果、Yahooの売上高は、わずか1%ではあるが増加したとMayer氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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