「iPhone 5s」を触ってみた--ゴールドモデルが加わった新「iPhone」の第一印象

Jessica Dolcourt Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年09月13日 07時30分
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 カリフォルニア州クパチーノ発--Appleは米国時間9月10日、当地のApple本社で開催された発表イベントで、うわさになっていた「iPhone 5」の後継機を公開した。ゴールド、「スペースグレイ」、シルバーのアルミニウム製「iPhone 5s」は、外見的には従来のiPhoneによく似ている(ベーシックなブラックモデルは去った)。しかしAppleはその主力製品であるスマートフォンを、指紋認証スキャナや高速の64ビット「A7」プロセッサ、ハイエンドカメラ機能などでパワーアップさせた。一方、iPhone 5sにないものとしては、大きなスクリーンがある。スクリーンは、2012年のiPhone 5と全く同じ大きさで、それは、今回新しく登場したもう1つのiPhoneであるiPhone 5cとも同じだ。

 iPhone 5sの価格は、契約付きではiPhone 5発売時の価格と同じで、16Gバイト版が199ドル、32Gバイト版は299ドル、64Gバイト版は399ドルだ。Appleがこのデバイス専用に作った保護ケースは39ドルだが、サードパーティー製のケースが相次いで発売されるのは間違いないだろう。

 iPhone 5sは、より安価で豊富なカラーが用意されている「iPhone 5c」(2年契約付きの16Gバイト版が99ドル)とともに、9月20日には米国、英国、中国、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本、シンガポールといったさまざまな国々で発売される。さらに12月にはiPhone 5sとiPhone 5cの両方が、100カ国で270の通信事業者から発売される予定だ。

指紋認証スキャナ

 任意で使える指紋認証スキャナは、人々がスマートフォンを実際にどう使うかに影響を与えるような先進的な機能を提供する、スマートフォンメーカーとしてのAppleの評判を取り戻すものだ。「Touch ID」センサと呼ばれるこの新しいスキャナはホームボタンに統合されており、いくつかの高級な素材とサファイアクリスタルのカバー、そして「ステンレス製感知リング」が使われている。今後は、このボタンを押し下げるのではなくタップすることで、自分のスマートフォンを起動する(ただしほかの通常の操作では、引き続きこのボタンを押し下げる)。

 Appleによれば、Touch IDは表皮下の真皮をスキャンし、「360度の読み取り能力」があるという。つまり、向きに関係なく指紋を認識できるということだ。

 Touch IDセンサは、4桁のパスワードの代わりとしてセキュリティキーの役割を果たすだけでなく、指をタップする操作によってアプリや「iTunes」のコンテンツを購入することが可能になる。Appleは、指紋情報がほかのアプリで利用されることはなく、クラウドに保管されることもないとしている。

 ゲストプロフィールについては、複数の指、つまり自分とほかのユーザーの指紋情報を保存できる。

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