オリンパスイメージングは9月10日、ミラーレス一眼カメラのフラッグシップモデル「OLYMPUS OM-D E-M1」を10月下旬より順次発売すると発表した。
OLYMPUS OM-D E-M1は、像面位相差AFを実現する新開発の1628万画素LiveMOSセンサに加え、新画像処理エンジン「TruePicVII」を備えたミラーレス一眼カメラだ。コントラストAFと像面位相差AF方式を併用する高速かつ高精度な「DUAL FAST AF」により、「フォーサーズシステム規格」と「マイクロフォーサーズシステム規格」の両方のレンズの能力を最大限に引き出すという。
ファインダ部には、フルサイズ機に匹敵する35mm判換算で0.74倍のファインダ倍率を実現した新EVFシステムを採用。また、あらゆるタイプの手ブレを防ぐボディ内5軸手ブレ補正機構、マイナス10度の環境下でも動作を保証する防塵、防滴、耐低温性能も特徴となっている。
ボディ単体のサイズは高さ93.5mm×幅130.4mm×奥行き63.1mmで、バッテリとメモリーカードを含む重量は約497g。ラインアップと予想実売価格は、「OLYMPUS OM-D E-M1 ボディー」が14万5000円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」付属の「OLYMPUS OM-D E-M1 12-50mm EZ レンズキット」が17万円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」付属の「OLYMPUS OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキット」が22万円前後となっている。発売時期については、OLYMPUS OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキットが10月下旬、それ以外は10月上旬になる見込みだ。
また、同社ではマイクロフォーサーズシステム規格準拠のレンズ単体製品として、ズーム全域開放F2.8を実現した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を11月下旬に、焦点距離で絞り値が変化しないF2.8の望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」(35mm判換算 80-300mm)を2014年後半に発売する。なお、これらは防塵防滴性能と堅牢性、高画質・高性能を併せ持つ新レンズカテゴリ「M.ZUIKO PRO」の第1弾となる。
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