悪意ある事業者からメールアドレスを守る、使い捨てメルアドサービス8選

 何らかのサービスやアプリの利用にあたり、メールアドレスによる認証を求められることは多い。信頼のおけるサービスであればまだしも、素性の知れない運営元にメールアドレスを開示することに抵抗がある人は少なくないだろう。また、売買目的でメールアドレスを収集しようとする悪意ある事業者が、サービスへの登録を偽ってフォームを設置している例もあると言われる。

 このような場合に便利なのが、使い捨て感覚で利用できる一時的なメールアドレスを発行してくれる、いわゆる「使い捨てメルアドサービス」だ。これなら自分自身のメールアドレスを開示しなくとも、サービスへの登録および試用が可能になる。もちろん運営元を欺くような使い方は好ましくないが、自衛手段のひとつとして知っておくのは有益だ。ただし、たとえば登録したサービスのパスワードを忘れてしまった際には、そのやりとりをメールを介してする場合があるので、それぞれの使い捨てメールアドレスサービスの内容をよく吟味して使ってほしい。

 今回は、この使い捨てメルアドサービスを8つ紹介する。どれも同じに見えるこれらサービスだが、有効期限には差があるほか、送信への対応の有無、受信の方式など、機能および使い勝手にはかなりの違いがあるのが実情だ。目的に合わせて、以下の中から必要なサービスを使ってみてほしい。

  • 「10 Minute Mail」

◇10分だけ使えて有効期限の延長も自在な「10 Minute Mail」

 「10 Minute Mail」 は、10分間のみ利用できる使い捨てメルアドサービス。時間不足の際は、画面上のボタンをクリックするだけで簡単に有効期限が延長できるのが強み。新規作成や添付ファイルには対応しない。受信はブラウザ上で行い、送信には非対応。
  • 「クイックメール」

◇有効期限15分、添付ファイルも扱える「クイックメール」

 「クイックメール」 は、ブラウザ上で利用できる、有効期限15分の使い捨てメルアドサービス。受信したメールへの返信にも対応するほか、最大5Mバイトまでの添付ファイルも受信できる。万が一の時には15分単位で延長も可能。
  • 「Super Mailer」

◇1日10通までのメールの新規作成にも対応した「Super Mailer」

 「Super Mailer」 は、ブラウザ上で利用できる国産の使い捨てメルアドサービス。1日に10通までという条件ながらメールの新規作成ができるほか、返信にも対応する。有効期限はなく、7日間連続してサイトを訪問しなかった場合に消去される仕組み。

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