グーグルは、Android OSの次期バージョン「Android 4.4」の開発コードが「KitKat」になることを発表した。世界的に人気の高いチョコレート菓子「キットカット」にちなんだ名前だが、ネスレからも正式に商業の使用許諾を受けているというから驚きだ。ちなみに、過去のAndroidのバージョンには、「Ice Cream Sandwich」や「Jelly Bean」といった名称が付けられており、Androidに商標名が付けられるのは初めてだ。
米国時間9月3日に発表されたばかりのKitKatだが、9月5日にはCNET Japan編集部に、グーグルから一通の小包が届いた。箱を開けると、そこに入っていたのはなんとAndroidのマスコットキャラクター「ドロイド君」(正式名称:Bugdroid)をかたどったキットカット。それも5インチのスマートフォンほどの大きさだ。グーグルによると次期OSのリリースを記念して作られたのだという。
あまりの完成度の高さに、正直このまま綺麗に飾っておきたかったが、溶けてしまっては元も子もない。ということで、泣く泣く食べてみたところ、胴体はチョコレートにコーティングされたウェハース、つまりキットカットで、頭や手足はチョコレートで作られていた。気になる味はお馴染みのキットカットなので言うまでもなく美味。なかなかのサイズにも関わらずペロリと平らげてしまった。
なお、ネスレではAndroid 4.4のリリースを記念して、日本を含む19の国や地域で、Androidパッケージのキットカットを発売する。また、今回編集部に届いたドロイド君をかたどったキットカットも、キャンペーン賞品として数量限定で提供する予定だ。なお、キットカットの公式サイトやFacebookページもAndroid仕様になっており、日本サイトではグーグルの7インチタブレット「Nexus 7」を抽選でプレゼントするキャンペーンも実施している。
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