Google「Android」部門の主要幹部が退職したという。1年足らずの間で2度目の事態だ。
AllThingsDによると、GoogleのAndroid製品管理担当バイスプレジデントHugo Barra氏が同社を既に退職し、中国企業Xiaomiに移籍したという。
Barra氏は、Googleに在籍した5年間で、Androidの顔として次第に知られるようになり、7月に発売されたタブレット「Nexus 7」などのAndroid搭載新端末を紹介してきた。
3月には、Androidの共同創設者だったAndy Rubin氏が、Googleの古株で「Chrome」責任者のSundar Pichai氏にAndroid部門のリーダーシップを譲っている。ただし、Rubin氏は依然としてGoogleに在籍している。
Barra氏の新たな勤務先とされるXiaomiは、Androidの熱心な採用とともに、Steve Jobs氏と比較される同社のカリスマ的な最高経営責任者(CEO)の存在、そして企業評価額が急騰していることで知られている。同社の評価額は、2012年末時点の40億ドルから2013年8月には100億ドルへと急上昇している。
AllThingsDによると、Barra氏の辞職は、同氏とあるGoogle社員との関係が終結する前の出来事であるといい、その社員は現在、Googleの共同創設者であるSergey Brin氏と良好な関係にあるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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